Poraris.1

 おはようございます。コロナの影響でのんびり家で過ごしてるわけなんですが。 こうして店を開けつつ音楽を聴いていると、楽しかったことや感慨深い思い出なんかがふと蘇ったりしますね。時間がたった古い思い出たちは、もう誰が良いとか悪いとかそんなことは風化しててあの時必死だったなとか、こんなに心揺すぶられていたなとかそんな風に思う。 　今思えばちょっとくすぐったいような事や、出来ればなかったことにしたい恥ずかしいセリフも今となれば全部思い出。 　We're all alone　はボズスギャッグスの曲。ひょっとしたらあなたも聞いたことがあるかもしれない。このタイトルの主意は「僕たち二人だけしかいないのさ」的なニュアンスでしょうか。「みんなひとりぼっちさ」とも訳せそうですが、歌詞の内容も加味すると前訳が合ってるようです。 　 　ところで。こんな夜明け頃には、熱いコーヒーがとっても美味いです。俺にとってこの時間のコーヒーは特別。気持ちが滅入りそうなとき、逆に高揚しすぎてるときもそっとリセットしてくれる。真夜中に書いたラブレターは、朝読むと自分でもびっくりするくらいにひどい内容だったりするけど、コーヒーさえ飲んでいればきっと大丈夫。　 と俺は思う。(笑)

 おはよう。すばるです。 　Porarisをオープンして１週間くらい経ちました。俺にとって完全なチャット店をやるのは久しぶりの経験。HummingBirdの時には、やはりユースケ店長のカラーがあるし俺の思ったような雰囲気作りは難しかった。 　けれども、Porarisをやってみてチャットでお客様を迎えて、静かで心地よい音楽をできるだけ心がけてBGMにすることでずいぶん俺のやりたかった世界観が作れた気がする。 　相手の話を聞くのはシンプルだけど難しい。でも実際にチャット店をやってみると、話を聞く面白みを思い出せたと感じる。 　人は相手の話を聞いていると、どうしても結論を言いたくもなるけれど、実は一番大切なことは共有してる時間を味わうプロセスそのものにあるのかもしれない。 　仕事や業績の世界では成果が必要で結果を求められるんだけど、その世界を離れたらのなら、せめて物事の過程を楽しめるくらいに大らかな世界で過ごしたいな。 　良質な音楽と熱めのコーヒー。そして気ままにお店でぼんやりしてる時間も好きだったりね。そんな土曜日の朝でした。